05 下北沢・小田急線のカフェ

2009年6月13日 (土)

コーヒーは恋人を選ぶように選べ!

金曜日の夜、閉店後のBEAR POND espressoにて、パブリック・カッピングがおこなわれました。お客さまにコーヒーの味わい方、楽しみ方を知ってほしいから、とのことでなんと無料!

最初にオーナーの田中さんがカッピングの方法を説明してくれました。2種類の豆について、フレグランス(豆を挽いて粉にしたときの香り)→アロマ(粉にお湯を注いだときの香り)→ブレイク(そこにスプーンを入れて、浮いた粉をよけて混ぜたときの香り)→ブライトネス→フレーバー→ボディ→アフターテイスト、の順に味わっていきます。

8名の参加者は、他の人のコメントにまどさわれないよう私語禁止のルールを守って、自分の感じたことをカッピング・フォームに書いていきます。終了後、一人ずつコメントを述べていくのですが、どんな感想も正解。

田中さんいわく「自分の感覚でいいんです。恋人を選ぶときに、ミス・ユニヴァースの審査員のアドバイスを求めたりしないでしょう(笑) コーヒーだって、自分でこの味が好きだと判断できればいいんです」

ただし、自分が本当はどんな味が好きなのかについては、意外に知らないことが多いもの。一度「酸っぱいコーヒーは嫌い」と思いこんでしまうと、シトラス系のすばらしい酸味の世界への扉を自分で閉めてしまうことになります。

「僕の仕事は、その感覚の扉を開ける手伝いをすること」と田中さん。私は自分の嗅覚がかなり視覚の影響を受けやすいことを発見しました。

同じ香りでも、脳の記憶のひきだしのどの部分を開けるかは人によって全く違うから、本当に印象が異なるのですね。まさに、コーヒーの好みも恋人の好みと同じように十人十色。

私はこの日カッピングしたアフリカ、マラウィの力強くフルーティーな豆が気に入って、100g購入して帰りました。

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2009年5月19日 (火)

はらドーナッツ&BEAR POND espresso

BEAR POND espresso朝の1軒目のカフェ取材は下北沢。
2軒目の麻布十番に移動するまでに時間があったので、取材チーム3人でまず、はらドーナッツに寄ってドーナツを2個ずつ購入してから、向かいのBEAR POND espressoへ。
はらドーナッツとベアーポンド、おたがいに最高の立地ではないでしょうか。

BEAR POND esporessoの小さな変化。壁ぎわの立ち飲みスペースには長椅子が置かれ、カウンターのお菓子ケースには、プレッツェル以外のお菓子やフレンチトーストらしきものも増えていました。

よく晴れた正午に、極上アイスアメリカーノとはらドーナッツ。それはなんと幸せな組み合わせでしょう。
3人で思いおもいの場所に陣取り、足をぶらぶらさせながら飲んだり食べたりしゃべったりしていると、「部室にたむろする」という言葉が浮かんできて、気持ちは遠い高校時代に。

あとあじ爽快、苦さの残らない軽やかなアイスアメリカーノは、エスプレッソをダブルで抽出し、すぐさま氷を加えて、激しくシェイクして作ります。そのシェーカーに直接ストローを入れて飲んでしまうという合理的な発想が、いかにもアメリカですよね。

編集部の20代の女性は、甘くしないとコーヒーが飲めません。その日1軒目のカフェでは、コーヒーの味わいを大切にするため砂糖とミルクは付けないというごもっともな方針だったので、サービスで出していただいたアイスコーヒーも飲めませんでした。

BEAR PONDのカウンターで彼女が注文するとき、私が田中オーナー夫妻に「彼女はコーヒーにお砂糖を3つ入れるタイプなので、甘いドリンクを作ってあげてください」とお願いしたら、夫妻は笑ってアイスラテを作り、「好きなだけ入れて」と自家製ガムシロップの瓶を彼女に渡していました。

彼女が真剣にシロップを投入する姿や、田中さんが「それくらいだと、まだそんなに甘くないよ」と教える姿や、本当に好きなだけ甘く (…私にとっては「台なしに」ですが!) した彼女がアイスラテとはらドーナッツでご満悦になっている姿が、街角の小さなコーヒー屋さんの魅力そのものに思えました。良いコーヒー屋さんのある町は、良い町なのです。

BEAR POND espresso(ベアーポンド・エスプレッソ)
東京都世田谷区北沢2-36-12
【TEL】 03-5454-2486
【OPEN】 8:00~18:30、火休
【MAP】 Yahoo!地図情報

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2009年5月 8日 (金)

BEAR POND espresso(下北沢)、ドゥワチャライク!

BEAR PONDのコーヒー豆

素敵なお店が下北沢にオープンしました。ニューヨーク・スタイルのエスプレッソを満喫させてくれるBEAR POND。 魅力的な偶然がいくつも生まれる場所。まずは、その濃厚で刺激的なエスプレッソを飲んでみなければ始まりません。(火曜定休ですが、コーヒー豆のスイートスポットによっては、定休日でもオープンするそう)

100人中100人に好かれる味なんてありえません、第一、それじゃちっとも面白くありません、という潔さ。

BEAR PONDのコーヒーはプレスで抽出。このコーヒーの世界観を、日本独自のネルドリップのおいしさで育った人にどう説明するのですか、とオーナーバリスタ田中勝幸さんに尋ねたら、ぼくはネルドリップの世界は知らないし、あえて知ろうとしないほうがいいと思っている、という明快な答えでした。

同じジャンルの中で違うアプローチをしている人々は、時としてお互いの存在が気に入らないもの。同業他“者”への批判に忙しい人もいるけれど、それはエネルギーの無駄使いですよね。

他人のことは尊敬を持ってほっといて、自分の道をきわめる。それは先日のディモンシュのコーヒー・トーク・セッションで斎藤珈琲の斎藤さんも示してくれたスタイル。斎藤さんは他人のコーヒーに興味がなくて、全く飲まないのだそうです。

むかし小沢健二が綴り、私の頭の中の金言集に刻まれた言葉を再確認しました。ドゥワチャライク!

BEAR POND espresso(ベアーポンド・エスプレッソ)
東京都世田谷区北沢2-36-12
【TEL】 03-5454-2486
【OPEN】 8:00~18:30、火休
【MAP】 Yahoo!地図情報

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2007年8月 4日 (土)

cafe ordinaire(カフェオーディネール)…下北沢

Ordinaire

「本とコーヒー」の喜び

2000年の東京カフェ流行のさなかに、ちょっと涼しい顔をしてオープンしたカフェ・オーディネール。「本とコーヒーの喜び」をよく知っているカフェです。

2人のオーナーのうち、秋本さんがコーヒー担当、田口さんが本担当。オープン当初からコクテール堂のコーヒー豆をネルドリップしていましたが、秋本さんは最近コーヒー豆の自家焙煎をされるようになり、コーヒーのメニューに「梨津」というブレンドの名前が新しく加わっていました。カフェを始めてから生まれたお嬢さんの名前です。

どうも私は田口さんと英米文学系の趣味が同じらしく、オーディネールの本棚とうちの本棚の中身はよくかぶっているのだけれど、それでも訪れるたびに新しい発見があって、読みふけってしまいます。あ、コーヒーカップもフィンランドARABIA社の白いTEEMAで、うちで使っているものと同じなのでした。

この日いただいたのはバゲットのサンドウィッチ(イタリア産プロシュート&パルミジャーノ・レジャーノ:900円)とエビスビール(600円)、そしてコーヒーのブレンド「梨津」(500円)。

cafe ordinaire(カフェ・オーディネール)
東京都世田谷区北沢3-25-1 下北沢MTビル3&4階
【OPEN】 12:00~23:00
【WEB】 http://www.ordinaire.net/

Ordinaire2

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