コーヒーは恋人を選ぶように選べ!
金曜日の夜、閉店後のBEAR POND espressoにて、パブリック・カッピングがおこなわれました。お客さまにコーヒーの味わい方、楽しみ方を知ってほしいから、とのことでなんと無料!
最初にオーナーの田中さんがカッピングの方法を説明してくれました。2種類の豆について、フレグランス(豆を挽いて粉にしたときの香り)→アロマ(粉にお湯を注いだときの香り)→ブレイク(そこにスプーンを入れて、浮いた粉をよけて混ぜたときの香り)→ブライトネス→フレーバー→ボディ→アフターテイスト、の順に味わっていきます。
8名の参加者は、他の人のコメントにまどさわれないよう私語禁止のルールを守って、自分の感じたことをカッピング・フォームに書いていきます。終了後、一人ずつコメントを述べていくのですが、どんな感想も正解。
田中さんいわく「自分の感覚でいいんです。恋人を選ぶときに、ミス・ユニヴァースの審査員のアドバイスを求めたりしないでしょう(笑) コーヒーだって、自分でこの味が好きだと判断できればいいんです」
ただし、自分が本当はどんな味が好きなのかについては、意外に知らないことが多いもの。一度「酸っぱいコーヒーは嫌い」と思いこんでしまうと、シトラス系のすばらしい酸味の世界への扉を自分で閉めてしまうことになります。
「僕の仕事は、その感覚の扉を開ける手伝いをすること」と田中さん。私は自分の嗅覚がかなり視覚の影響を受けやすいことを発見しました。
同じ香りでも、脳の記憶のひきだしのどの部分を開けるかは人によって全く違うから、本当に印象が異なるのですね。まさに、コーヒーの好みも恋人の好みと同じように十人十色。
私はこの日カッピングしたアフリカ、マラウィの力強くフルーティーな豆が気に入って、100g購入して帰りました。
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朝の1軒目のカフェ取材は下北沢。