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2013年10月19日 (土)

京都の「詩と洋菓子 nowhereman」、原宿ROCKETで展示スタート

京都で出会った詩人/洋菓子作家、長野洋樹さんのブランド「詩と洋菓子 nowhereman」。真夜中に孤独や憂鬱を噛みしめ、泣きながら味わうためのスイーツ。

その斬新で美しい世界観の魅力については、『京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語』に詳しく書かせていただきましたが、この週末から待望の東京での初展示が始まり、原宿のROCKETに足を運びました。

Nowhere1

下の写真は本日、私が購入した作品「静寂のワルツ Waltz For Silence」。

京都・恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェールでのデビューは、フランスで買いつけてきた多数のアンティーク雑貨とともに詩と洋菓子を展示したと聞いていましたから、今回もその延長線上にあるのだろうと想像していたのですが、長野さんは新しい境地へと歩みを進めていました。

白壁の余白が印象的な、ミニマムなしつらい。その意図は、詩を受けとる人が自由に想像力を羽ばたかせることができるように、そして、言葉がものや時代に限定されず、より普遍的な力を宿すように。

Nowhere2

展示作品のなかには、ジョン・ケージにインスパイアされた洒落た一皿も。ご存じのかたはぜひ実物をご覧になってにやりとしてください。

名作・バターサンド4種類はROCKET内でのイートインが可能です。炭酸水のサービスつき。下の写真は本日いただいた新作「ただ誰かに認めてほしいだけの夜もある」。甘酸っぱいカシスとあずきの取りあわせが絶妙なバターサンドです。

Nowhere3

昨年、私が初めてnowheremanからお取り寄せをした一品は、言葉に惹かれて注文した初代バターサンド「本当に知りたいことは答えがない」でした。その短い一行はもちろんのこと、こっくりと濃厚なキャラメルの中に杏がまるごと入った罪深いおいしさのファンになったのです。

考えてみれば『京都 カフェと洋館アパートメントの銀色物語』に綴った不思議な縁のつながる世界も、ただ一行に要約するなら「本当に知りたいことは答えがない」なのかもしれません。

展示は10月18日から10月22日までの5日間。詳細はROCKETのページで。

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