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2013年3月10日 (日)

村上春樹の柿ピー問題、または、オトナを感じるとき

村上春樹いわく、「柿の種が漫才でいう『つっこみ』なら、ピーナッツは『ぼけ』にあたる」。

ここで問題となるのは、食べるときに柿の種とピーナッツをどう配分するか。

「柿ピーを食べるときには、僕は自分の内なる欲望をできる限り抑え、柿の種とピーナッツをなるべく公平に扱うように努めている。自分の中に半ば強制的に『柿ピー配分システム』を確立し、そのとくべつな制度の中に、偏屈でささやかな個人的喜びを見いだしているのである」。

つまり村上春樹の配分システムは、柿の種1:ピーナッツ1。

子どものころ、私の理想の配分は柿の種1:ピーナッツ2、だった。それがいつのまにか、柿の種3:ピーナッツ1、になっていたのである。

小学生のときに「ピーナッツが足りません」と思っていたのが、いまや、余って困ってしまう。それに気づいたとき、「オトナになった」としみじみ感じた。オトナはつっこみが多くなるのだ。

それでいま、お皿の上に、ピーナッツだけが山盛りです。

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