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2012年6月 5日 (火)

見出された時、もしくは私のマドレーヌ

Cafe

カフェは街の多数の人々に向けて扉を開いているけれど、その場所に愛着をおぼえはじめるにつれ、もっぱら自分のために席が用意されているように感じるものです。カフェと人との甘い蜜月。「このカフェは私のもの」と勝手に思っている人が多いお店は、熱く支持されているのでしょう。

ずいぶん前のある時期、私のためにあるように感じていた一軒。やがて働くスタッフが変わり、お客さまの顔ぶれもなんとなく変わり、自然に足が遠のいていました。

さらに何回かスタッフが入れ替わったその場所を数年ぶりに訪れてみたら、窓辺を縁どる蔦や、瞬くろうそくの炎が「おかえり」と囁いてくれたような気がしたのです。あの時代よりも何倍も魅力を増して。

とりあげられてしまった大切なものを、返してもらった…そんな気持ちになりました。

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