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2011年8月24日 (水)

コメダ珈琲のスイートな進出

名古屋の喫茶文化、モーニング文化を語るうえで欠かせない存在、コメダ珈琲。その名を口にするとき、中京圏の人々ばかりか私たち東京人も知らずに頬がゆるんでしまうのは、リスペクトゆえか、あるいはユニークな食文化への好奇心と困惑ゆえなのか…たぶん両方ですね。

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コメダ珈琲 代表取締役社長、布施義男氏

2003年には関東初の店舗として横浜江田店をオープン、2009年には大阪初の店舗として大阪本町店をオープンさせていますが、今後より広いエリアへの拡大を計画中とのことで、池袋西口店にてメディア説明会がおこなわれ、ついでに積年の疑問「コメダ珈琲の名前の由来は?」を社長ご自身にうかがうことができました。

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コメダ名物といえばシロノワール。

温かなデニッシュの上に冷たいソフトクリーム。シロノワールのネーミングの由来は、シロ=白、ノワール=フランス語の黒。白と黒という反対語の組み合わせが温冷のコンビネーションを象徴しているわけですが、刮目に価するのは日本語とフランス語を強引にくっつけた力ワザ。言語の和洋も融合しているのです。

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ボリュームに驚かされる味噌カツサンド。味噌が甘いのも名古屋ならでは。

コメダ珈琲は1968年、当時大学を卒業したばかりの加藤太郎氏によって創業されました。加藤さんなのにどうしてコメダ?と現社長の布施氏に質問したところ、加藤氏は米穀店の長男として生まれ、お店を継ぐことを期待されていたのだそうです。

「開いたのは喫茶店ですが、名前だけでも米屋にしてやろうと。『米屋の太郎』を縮めてコメダ珈琲になりました(笑)」と布施氏。もし魚屋さんの長男であれば「ウオダ珈琲」であったかもしれません。

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左:特注の長靴グラスに入ったソーダにも大量のソフトクリームが… 
右:ていねいなフルサービスもコメダ珈琲の自慢

今後関東や西日本に積極的に出店していこうとするコメダ珈琲。「流行(はやり)は狙わない、だからすたれない」 を信念に、43年間変えずに貫きとおしてきたメニューと手厚いフルサービスも全国共通で展開するそうです。

社長が強調されていたのは、居心地の良さを大切にすること。「家庭よりも良い環境を提供する」を目標に、トイレにも冷暖房を完備。テーブルや壁などお客さまが直接触れる部分には、本物の木材を使用。これは長期間にわたって使いこんでも、表面を削ればまたきれいになるという経済的でエコロジカルな利点もあるそう。

「目標は町の資産になること」

朝7時から11時までのあいだにコーヒーを注文するとトーストとゆでたまごが自動的についてくる名古屋式モーニングサービスが、はたして関東や西日本にどれくらい浸透していくかも楽しみなのです。

「朝、『コーヒーとミックスサンド』とご注文するお客さまには、いや、トーストとゆでたまごがついていますからとご説明しています。たとえ当初の売り上げが減っても、無料のモーニングサービスをご理解いただきたいと思って」

コメダ珈琲 池袋西口店
東京都豊島区西池袋1-24-1
【TEL 】03-6915-2897
【OPEN】7:00~23:00、無休

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