ポール・オースター『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』日本版!
愛読しているブログ「内田樹の研究室」に「マトグロッソ始まりました」のお知らせが。『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版をつくる計画が、本当に始動!
春先に予告が書かれていたので楽しみにしてはいたのですが、こんなに早く実現するとは嬉しい驚き。(…結局、柴田元幸さんの参加はどうなったのかな。ポール・オースターの愛読者はかなりの確率で柴田元幸さんの愛読者でもあるはず。ぜひ何らかのかたちで関わっていただきたいですね)
本家オースターの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』は、私にとって最良の「寝る前本」のひとつ。アメリカ各地の人々がオースターのラジオ番組に投稿した「本当にあった、ありえない話」を多数収録したもので、一篇ずつが短いので、ベッドの中で数編読んでから眠るのにちょうどいいのです。
ほろりとくる話。ばかばかしくて笑っちゃう話。胸がうずく話。どの体験談からも、アメリカで生きる人々の多様な人生の断片がリアルに伝わってくるのですが、いちばん好きなのは、奇跡のような偶然によって、人と人とがばったり遭遇した体験談を集めた章。
私自身も、今日は全く思いがけないところで素敵な方々と遭遇して大笑いしてしまいました。嬉しくてびっくりすると、ただ、笑うばかりですね。
遠出をして郊外の小さな美しい自宅ギャラリーを訪れたら、大盛況で入れなかったのです。また来ます、と言って近くの名所で2時間ばかりゆっくりと素晴らしい骨董や緑したたる庭を眺めて過ごし、再びギャラリーに戻ったら、ちょうどその方々がいらしたところ。
最初に入れなかったのは、こうやって出会わせてもらうためだったのですね。世の中は本当によくできています。
※この方に、ぜひマトグロッソに応募していただきたいと思っています。神業です。
『曲名を教えてください!ピアノの曲だったと思います。いきます ちゃらららら...』
どうしてわかったんでしょう!
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