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2010年1月 4日 (月)

祇園にしむら(京都)

昨年暮れに家族4人で訪れた祇園にしむら。
予約したのが3日前だったせいか、あるいはミシュラン京都版で星を獲得した影響も手伝ってか、気取らない小さなカウンター席はすでに満席。こじんまりした上がり口には先客たちの厚手のコートや手荷物がぎっしり並んでいて、私たちは2階のお座敷に通されました。

床の間には可憐な椿のつぼみ。お品書きはおまかせの懐石コースのみで、伝統的な日本料理に柔軟な新機軸を取り入れたお料理…と聞いていたのですが、あっと驚かせるような派手な趣向ではなく、柚子がほんのり香る白胡麻豆腐のつきだしからスタートして、いちごと洋梨の上にクリームと白ワインのジュレをのせた水物まで、至極真っ当なおいしさを楽しませていただきました。

うつわがまた、良いものを使っておられるのです。翌晩訪れた某カフェで小耳にはさんだところによれば、祇園にしむら店主のお父さまがいろいろと集めていらしたのだとか。

Nishimura_03

祇園にしむらのスペシャリテ、脂ののった厚い鯖寿司。なんとも上品に仕上げられた旨み。千枚漬けで包んであるのは秋冬だけのお楽しみなのだそう。

(念願かなってコンパクトデジタルカメラだけの身軽な旅支度だったので、きれいな写真は期待しないでくださいね、ごめんなさい)

Nishimura_02
Nishimura_01

抑制の効いたお椀に、控えめな矜恃のようなものを感じました。だしが声高に主張するのではなくて、京都らしく柔らかにまとめられた一椀。ビールと日本酒をいただいて、お会計は1人2万円ほど。

決して敷居の高くないお店ですから、仲居さんたちの接客はカジュアルなものでしたが、帰りがけにはご主人と女将さんが大変丁重に、私たちが小路の角を曲がるまでお見送りしてくれました。

祇園にしむら
【住所】京都市東山区祇園町南側570-160
【TEL】 075-525-2727
【OPEN】17:00~21:00
【CLOSE】日曜日

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