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2009年2月25日 (水)

国立・邪宗門の閉店

2010年春に発売予定の本の相談をしているとき、編集者のかたに国立の邪宗門の閉店を教えていただきました。しばし未来の計画と、過去の記憶が交錯。昨年12月半ばにマスターが亡くなられ、12月21日にお店を閉じたとのこと。最後の日にはマスターのお人柄と極浅煎りのモカをしのんで、たくさんのお客さまが邪宗門の前に行列を作ったようです。

私が初めての著書『東京カフェマニア』の取材で邪宗門にうかがったとき、すでにご高齢だったマスターは震える指先で手品を見せてくださいました。胸がつまって涙してしまったことは本にも書きましたが、戦争中に命拾いをした体験から、人を楽しませる人生を送りたいと喫茶店を開いたマスターの姿は、多くの人々の心に永く記憶されていることでしょう。ご冥福をお祈りします。

それにしても、店内をぎっしり埋め尽くしていた古時計や古ランプの数々は、のれん分けした各地の邪宗門に受け継がれるのでしょうか?

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