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2008年11月16日 (日)

上島珈琲店(うえしまコーヒーてん)…川崎駅前

日本の喫茶店の正統的モデルをつくるのだ、そんな気概が伝わってくるお店でした。UCCこと上島珈琲が展開するチェーン、上島珈琲店。モダニズムの品格を感じさせる落ちついた内装、柳宗理の椅子、レトロな小物、完全分煙、そして日本の喫茶店が発達させてきたネルドリップのマシン化。あらゆる面で充分に考え抜かれているのです。

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星状神経節ブロック注射を受けに通っている川崎駅前に、この11月に上島珈琲店が誕生しました。初めてお店に入った日はちょうど川崎駅ビルBEのリニューアルオープン日にあたり、1階にクリスピー・クリーム・ドーナツが開店したとあって、駅の東口はちょっとした躁状態。

上島珈琲店も混雑していましたが、注文カウンターの外にも案内スタッフがひとり立ち、カウンターに並ぶ人々にテーブル予約の番号札を渡すなどしてお客さまの流れを整理していたので、店内は慌ただしくはあっても混乱は見られませんでした。

ネルドリップの技術を持つスタッフを育成するのがさぞ大変だろうなと考えていたら、UCCが開発したマシンではネルドリップ自動抽出ができるんですね。そしてまた、カウンターの背後にこれまで目にしたことのないマシンが鎮座しているのをみつけました。特許出願中の「ダブルネルドリップ方式」を実現するマシン。なんと、コーヒーを一度抽出してから、新たなコーヒー粉を使ってさらに濾過・抽出するのですって! コーヒーを濃く淹れるときには雑味が出てしまいがちですが、この方式で取り除けるのだそうです。

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メニューの中で、ダブルネルドリップ方式が使われているのはミルク入りのアレンジコーヒー各種。ブレンドコーヒーは通常のシングル(?)ネルドリップだというので、ふだんは甘い飲みものを敬遠しているのですが、「金胡麻ミルク珈琲」(Sサイズ430円・写真上)をいただいてみました。

トッピングされた炒り胡麻が香ばしい、優しい甘さのドリンク。クリーミーさが勝っているために、ダブルネルドリップコーヒーの力強さが今ひとつ前に出てきませんでした。コーヒーの風味の特徴が最もよく出るのは「無糖ミルク珈琲」なんでしょうね。

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こちらは別の日にいただいたブレンドコーヒー(Sサイズ340円)と、野菜のピクルスを添えたクロックムッシュ(370円)。光を美しく透過させる波ガラスに囲まれた喫煙室や、長いテーブルの上に飾られた古いカメラや黒電話などを眺めながら、従来のコーヒーチェーンよりも確実にひとつ上のクオリティを目指した空間を楽しみました。

上島珈琲店 川崎BE店
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 川崎駅ビルBE ANNEX 1F
【TEL】 044-233-1808
【OPEN】 7:00~22:00、土日祝8:00~21:00、無休
【MAP】 Yahoo!地図情報

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