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2008年5月 4日 (日)

『カヤバコーヒーのうた』 寒空はだか

屋上喫茶階』のページに屋上者のひとりとしてご登場いただいた寒空はだかさん。彼を知ったきっかけは、私の東京タワー好きを知っている友人が、寒空はだかさんが歌う脱力の名曲『東京タワーの歌』を聞かせてくれたことでした。

本をご覧くださった方は、赤いシャツを着た寒空はだかさんの男前な写真が記憶にあることと思います。彼の写真を撮影したのは昨年の夏のこと。そのときに、よく晴れた有楽町の交通会館の屋上で、寒空はだかさんのもうひとつの名曲『カヤバコーヒーのうた』を目の前で歌っていただくという幸運に恵まれました。

カヤバコーヒーは古くから谷中の交差点でおばあちゃん二人が営んできた喫茶店で、ひとによっては、『コーヒーカップ4杯分の小さな物語』におさめた私の短編小説『すみれの珈琲、れんげのゼリー』のモデルはこの喫茶店ではありませんか?…と、素敵にマニアックな推測をしてくれたりもします。答えは残念ながら違うのですが。

完成した『屋上喫茶階』を寒空はだかさんに進呈したところ、今年3月にCD化された『カヤバコーヒーのうた』を送ってくださいました。帯には「カヤバコーヒーのうたってさあ、かなりいい曲だよね! 鈴木慶一」という推薦文。まことに、うららかな散歩の友としても、コーヒーを淹れるためにやかんを火にかけるときなどにも、最高のハナ歌なのです。メロディが脳天気にうららかであればあるほど、ほろりとしてしまいます。その喫茶店は今年はもはや開いていないから。

さて、ここからが本題。寒空はだかさんからの郵便物には、東京タワーの切手と、有楽町交通会館のスタンプが押してあって、いたく感動してしまいました。こういうディテールへの視線が、あの芸に通じるのかしらと思ったりして。

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