インスタントコーヒー18種類の飲み比べ
日経新聞社の企画で、インスタントコーヒー18種類の飲み比べをしてまいりました。
この15年間くらいインスタントコーヒーを全く口にしていない私。適任ではないような気がしたのですが、「そのような人にこそ、ドリップするコーヒーと遜色のないほどめざましく進化した最近のインスタントコーヒーを試飲してコメントしていただきたい」とのことで、好奇心を抱いて参加させていただきました。
新聞社の一階の喫茶店に10名の品評者が集まり、離れたテーブルにひとりずつ、審査用紙を前にして着席。試飲はブラインドテスト状態で、銘柄やメーカーは最後までいっさい明かされませんでした。
1杯ずつ順に喫茶店の白いカップでコーヒーがサーブされ、品評者は自分のコメント用紙に酸味、苦み、香り、自分の好みに合うか、人に勧められるか、アイスコーヒーに向くか、の項目を5段階評価で採点し、コメントを書いていきます。
さすがに12番目くらいからは、うっすら気持ち悪くなりつつの試飲。それでも、風味のヴァラエティは明瞭に知覚できるものですね。なかなかユニークな個性を打ち出しているコーヒーがひとつあって、自分の好みかどうかはさておき印象に残りました。半日が過ぎてもまだ、その味を思い出せるほどに。
おもしろいのは、「18杯の中に1杯だけ、インスタントではなく本物のコーヒーの粉からドリップした“レギュラーコーヒー”が混じっています」という試飲方法。もちろん何番目のコーヒーかは伏せられていましたが、その風味はくっきりと際立っていました。ひとくち飲んで、ふわりと目の前が明るくなったコーヒーが1杯だけあったのです。弾むような魅力的な酸味と、たしかなボディ。
帰りがけに、何番目が“レギュラーコーヒー”だったのですかと主催者にそっと尋ねたら、やはりそのコーヒーでした。
それにしても、2時間のあいだ、コーヒーの味と香りだけに全神経を集中させるというのはめったにない体験。頭脳も身体もすっかり琥珀色に染まってしまったようです。スイーツで休憩するためにどこかカフェに入りたいのだけれど、コーヒーの香りのする空間にはどうしても足が向かず。ゆらゆらと歩いておりますと、なんとなくティファニーブティックが目にとまりました。
ティファニーの古くからのモティーフといえばBEAN(豆)。コーヒー好きにとって、ビーンと言えばCOFFEE BEANにほかなりません。
ティファニーの店内に入ったときは、全くなにも購入するつもりがなかったのに、気がついたら豆っぽいピアスを包んでいただいていました。コーヒービーンで頭がいっぱいになっていたせいに違いありません。
これは本当は豆形ではなくてティアドロップ形なのかもしれませんが。豆の部分は天然の水晶、金具部分はプラチナとのこと(\60,000)
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