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2007年12月27日 (木)

クリスマスの贈りもの

『カフェの扉を開ける100の理由』を道案内に、全国のカフェをめぐる旅をしていますという読者が、ご自身で書かれた著書とエッセイ集を贈ってくださいました。以前から何度かメールをいただいていたのですが、印刷されたその方の肩書きと年齢に目をとめていささか驚いてしまいました。さる財閥系の会社の副取締役で、私より10歳ばかり年長の方。ご本業の他にエッセイを執筆するなど多彩な活躍をされているようです。

そのような方がなぜカフェをめぐる旅に惹かれるのかと興味をそそられますが、書店で偶然に出会った私の本のページから、カフェの旅が始まったのだそうです。同時に、それまでは紅茶派だったのが突然コーヒー派になった、とも。

『カフェの扉を開ける100の理由』では、都内はもとより北海道、長野、那須・黒磯、神戸、沖縄など全国のカフェを取り上げましたが、それらのカフェをひとつひとつ自分の足で訪ね歩いてカフェのオーナーと会話を交わしたことが、彼のエッセイ集に気持ちのいい文体で綴られていました。

それはまるで、私が空き地に植えた小さな苗木のひとつが、会ったこともない誰かの庭で大切に育てられ、慈しまれ、大きな樹に成長したのを見せていただいたような喜び。彼の手元にある『カフェの扉を開ける100の理由』のページは、各カフェのオーナーに記念に書いてもらったサインで彩られているそう。私が記した小さな物語の上に、その人自身の新しい物語が加えられ、世界で唯一の本に変身しているのです。

年齢を重ねていくにつれ、世界から何かをプレゼントしてもらうことより、自分が世界に何かささやかな楽しいプレゼントができないものだろうか、ということに少しずつ興味が向くようになってきたのですが、またもや大きなプレゼントをいただいてしまいました。いえ、もちろん、いただくのは大好きなのですが!

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コメント

私もカフェも探してる時に東京カフェマニアというサイトに
たどり着きたくさんのカフェを知ることが
できました
お店のオーナーのお話や店のメニュー、雰囲気など
細かく伝えられていて
カフェ探しにはこのサイトが一番です
新しいカフェはできたかなーと
いつもチェックしています

行くよりも見て楽しむほうが多いけど、、、
たくさんカフェがあるってだけで
なんだかわくわくしてしまいます

心地よいカフェがもっと増えると
いいですね

来年も楽しみにチェックしますので
よろしくお願いします

投稿: Feice | 2007年12月28日 (金) 14時53分

サイトを楽しんでいただけていること、とても嬉しく思います。
個人的な願いは、新しい魅力的なカフェが、カフェ密集地帯ではなくてカフェ砂漠地帯に誕生してくれること! どのカフェに入ろうかと迷ってしまうエリアもあれば、まだまだ、カフェなんてちっとも見当たらないエリアもあるのですよね。
来年はどんなカフェが誕生するのでしょうか。
Feiceさんの2008年も、充実した素敵な1年になりますように。

投稿: 川口葉子 | 2007年12月28日 (金) 19時35分

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