11 神奈川・千葉・茨城・埼玉・群馬のカフェ

2009年6月11日 (木)

奥野修さん×オオヤミノルさん対談@ディモンシュ(鎌倉)

鎌倉のcafe vivement dimancheの15周年記念イベント、コーヒー・トーク・セッションvol.4は、京都コーヒー界の有名人おふたりを招いて大盛況のなかでおこなわれました。ディモンシュ堀内マスター、六曜社地下店の奥野修マスター、最近京都のコーヒー自慢のカフェで使われていることの多いオオヤコーヒ焙煎所のオオヤミノルさんというすばらしい顔合わせ。

奥野さんは「オクノ修」としてのミュージシャン活動でも知られていますが、本日のトークセッションでもギター弾き語りを披露してくださいました。名曲『ランベルマイユ コーヒー店』。CDでは何度も聴いていたのですが、生で聴くのは初めて。こみあげてくるものがあって、涙せずにはいられませんでした。(隣で友人も涙していたよう)

街角の小さな喫茶店に毎朝満ちている珈琲の香り。今日という一日を地道に積み重ねて生きていこうという気持ち。働くということ。喫茶魂のようなもの……そんなことがみな、歌うオクノ修さんの姿からあふれ出していて、言っていることと実際にしていることのあいだにズレの少ない生き方をしている人ならではの説得力。

オオヤさんが「やめてしまいたくなる日は六曜社地下店に行って、奥野さんがカウンターにいる姿を見る」とおっしゃるのも、堀内さんが同じ意味のことをおっしゃるのも、深くうなずけました。

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2009年6月 3日 (水)

横浜エキナカに「リフレスタ」オープン。カフェもあります。

JR横浜駅のエキナカにオープンした、仕事や子育てに忙しい女性のためのリフレッシュスペース「リフレスタ」。3つの機能が集合していますが、そのひとつはカフェ「ドリップマニア。」All About[カフェ]でご紹介させていただきました。→記事はこちら

ドリップマニアは東京駅グランスタが1号店。JR蒲田の駅ビルグランデュオにも入っています。昨年でしたか、スイーツのメニューの中に、チョコレートで可愛い顔を描いたものがありました。スマイル、ウィンク、両目を閉じた顔…。

そのスイーツを注文するときに、ショーケースを見てスタッフに「顔を選んでもいいですか?」と尋ねてみたら、素敵な笑顔とともに「もちろんです! お好きなものをどうぞ」という言葉が返ってきたのを覚えています。

(滞在中のビジネスホテルには、ラウンジにLANケーブルが何本か用意されていて、自分でノートPCを持ち込めばインターネットに接続できるのでした。昨晩はアメリカ人たちにLANケーブルが占領されていたけど…)

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2009年5月 7日 (木)

Cafe Dining Nico Nico(鎌倉)

ディモンシュのコーヒー・トーク・セッションの前に、SONG BE CAFEのテラスでタイカレーとビールでも、という心づもりだったのですが、連休中の鎌倉は大変なにぎわいで満席。じゃあどうしようかな…と思案する間もなく、すぐに別のカフェをみつけることができました。

cafe dining Nico

これだけ店名と実際の内容にギャップがあるお店も珍しいでしょう。落ち着いた店内はカウンター8席のみで、どう見てもワインバーか、こぎれいな割烹といった和モダンのインテリア。そしてメニューは気取らないイタリアン。接客はカウンターの中にドリンク担当の若い女性がひとり。お客さまと気さくに会話を交わすといった空気ではありません。

それはそれで快適なのですが、いったいどのあたりが「カフェ」で「ニコニコ」なのか小首をかしげつつ、パスタ「桜海老と旬野菜のクリームソース」(1000円)と、チーズケーキとコーヒー(セットで800円)を楽しみました。ほどよい濃度のクリームソースに、桜海老の旨みが格好のだしとなって。

リーズナブルで親しみやすいおいしさが好評なのでしょう、夜19時からは予約で一杯とのことで、私のあとに扉を開けた予約なしのお客さまは次々に断られていました。11時から15時まではランチタイムで、パスタ+自家製パン(食べ放題)が1000円でいただけるようです。

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Cafe Dining Nico Nico(カフェダイニング・ニコニコ)
神奈川県鎌倉市御成町13-29
【TEL】 0467-24-1994

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2009年5月 5日 (火)

ディモンシュのコーヒートーク:省三さん×斎藤さん

鎌倉の空
(夕方、湘南新宿ラインの電車の窓から彩雲が見えていました。
うまく写らなかったけれど、中央の小さな虹色)

5月4日、鎌倉のcafe vivement dimancheで、札幌・斎藤珈琲の斎藤智さんと那須&黒磯CAFE SHOZOの菊池省三さんという豪華なゲストを迎えて、COFFEE TALK SESSION vol.3がおこなわれました。

ディモンシュとCAFE SHOZOのコーヒーのおいしさは、札幌・藻岩(もいわ)山のふもとで斎藤さんが焙煎する豆のおいしさのたまもの。けれども当の斎藤さんは、自分はただの「業者」だから表に出なくていいのだ、ディモンシュのコーヒーがおいしいとみんなに思ってもらえればそれでいいのだと、終始、照れくさげな表情をにじませておっしゃいます。その徹底した職人気質と謙虚さを、両カフェオーナーが深く敬愛しているのが伝わります。

さかのぼること25年前。当時24歳、旅の途上にあった省三さんが斎藤さんのコーヒーに出会い、斎藤さんの焙煎小屋に通いつめて勝手に仕事を手伝っていたというエピソードが語られ、若き日のおふたりの無我夢中な姿をありありと思い浮かべることができました。

「斎藤さんはぼくのことを全然かまってくれなかったんですよ(笑)」と省三さん。「ぼくは怖くて、遠巻きに見ているだけでした」
「あまりにも仕事が忙しくて、かまっている余裕なんてなかったんだよ」と斎藤さん。

斎藤さんがコーヒー豆の配達から戻ってくると、焙煎器がぴかぴかに磨きあげられていたというくだりに、ああ、いかにも省三さんらしい!と感動したのですが、斎藤さんのほうでは、あのときの「おしかけ手伝い青年」がやがて黒磯で素晴らしいカフェを開き、現在ではカリスマカフェオーナーとして、全国に多数の熱いファンを持っていることをあまり理解していらっしゃらない様子。ちょっと微笑を誘われました。

トークセッションの後は、このイベントの情報を教えてくれた友人の車に乗せてもらって、運転席の友人が「川口です」で始まる私の口真似を披露してくれるのに迷惑しながら帰りました。1ミリも似ていないので、公認するわけにはまいりません…。

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2009年1月10日 (土)

SAZA COFFEE(サザコーヒー)…茨城

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本日の「ほんわか茶飲み日誌」で取りあげたサザコーヒーは、LA FAMILLE、Singstar LIVINGにつぐ茨城の3大カフェのひとつです。(LA FAMILLE、Singstar LIVINGはそれぞれ拙著『カフェの扉を開ける100の理由』、『カフェとうつわの旅』でご紹介させていただきました)

本におさめた2つのカフェが、おもにカフェ好きの人々の心を強く惹きつけるお店であるのに対して、サザコーヒーは街の日常に溶けこんだ老若男女のためのお店です。

談笑する家族連れ、庭の緑を眺めるカップル、ひとりで読書する男性客、スイーツとおしゃべりに余念のないおばさま3人組、高齢の祖父の腕を支えながら暖炉の前のテーブルに連れてきた若い女性。あちこちで日常的な、良い光景が展開されています。活気があっても決してがさがさしていない、地に足のついた人々の醸しだす空気。そのいきいきとしたお店の姿は、喫茶店のひとつの理想型かもしれません。

そこに15代将軍徳川慶喜のひ孫にあたる人物が焙煎した「徳川将軍珈琲」なる名物ブレンドが加わるのですから、チャームポイントにも事欠かないのです。

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SAZA COFFEE(サザコーヒー) 本店
茨城県ひたちなか市共栄町8-18
【TEL】 029-274-1151
【OPEN 】 10:00~20:00、年中無休
【MAP】 Yahoo!地図情報 ※JR常磐線「勝田」駅・東口より徒歩8分

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2008年11月16日 (日)

上島珈琲店(うえしまコーヒーてん)…川崎駅前

日本の喫茶店の正統的モデルをつくるのだ、そんな気概が伝わってくるお店でした。UCCこと上島珈琲が展開するチェーン、上島珈琲店。モダニズムの品格を感じさせる落ちついた内装、柳宗理の椅子、レトロな小物、完全分煙、そして日本の喫茶店が発達させてきたネルドリップのマシン化。あらゆる面で充分に考え抜かれているのです。

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星状神経節ブロック注射を受けに通っている川崎駅前に、この11月に上島珈琲店が誕生しました。初めてお店に入った日はちょうど川崎駅ビルBEのリニューアルオープン日にあたり、1階にクリスピー・クリーム・ドーナツが開店したとあって、駅の東口はちょっとした躁状態。

上島珈琲店も混雑していましたが、注文カウンターの外にも案内スタッフがひとり立ち、カウンターに並ぶ人々にテーブル予約の番号札を渡すなどしてお客さまの流れを整理していたので、店内は慌ただしくはあっても混乱は見られませんでした。

ネルドリップの技術を持つスタッフを育成するのがさぞ大変だろうなと考えていたら、UCCが開発したマシンではネルドリップ自動抽出ができるんですね。そしてまた、カウンターの背後にこれまで目にしたことのないマシンが鎮座しているのをみつけました。特許出願中の「ダブルネルドリップ方式」を実現するマシン。なんと、コーヒーを一度抽出してから、新たなコーヒー粉を使ってさらに濾過・抽出するのですって! コーヒーを濃く淹れるときには雑味が出てしまいがちですが、この方式で取り除けるのだそうです。

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メニューの中で、ダブルネルドリップ方式が使われているのはミルク入りのアレンジコーヒー各種。ブレンドコーヒーは通常のシングル(?)ネルドリップだというので、ふだんは甘い飲みものを敬遠しているのですが、「金胡麻ミルク珈琲」(Sサイズ430円・写真上)をいただいてみました。

トッピングされた炒り胡麻が香ばしい、優しい甘さのドリンク。クリーミーさが勝っているために、ダブルネルドリップコーヒーの力強さが今ひとつ前に出てきませんでした。コーヒーの風味の特徴が最もよく出るのは「無糖ミルク珈琲」なんでしょうね。

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こちらは別の日にいただいたブレンドコーヒー(Sサイズ340円)と、野菜のピクルスを添えたクロックムッシュ(370円)。光を美しく透過させる波ガラスに囲まれた喫煙室や、長いテーブルの上に飾られた古いカメラや黒電話などを眺めながら、従来のコーヒーチェーンよりも確実にひとつ上のクオリティを目指した空間を楽しみました。

上島珈琲店 川崎BE店
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-1 川崎駅ビルBE ANNEX 1F
【TEL】 044-233-1808
【OPEN】 7:00~22:00、土日祝8:00~21:00、無休
【MAP】 Yahoo!地図情報

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2008年11月 9日 (日)

ディンブラのクロッテッドクリームとスコーン

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磯淵猛さんの紅茶専門店&カフェ、ディンブラを訪れたときに、ショップで発見して喜んだのが小さな瓶入りのクロテッドクリーム。最近は日本でも流通するようになってきましたね。ほんもののスコーンには、どうしてもクロテッドクリームが必要なのです。

さっそくクロテッドクリームとスコーンを購入。スタッフが保冷剤を入れて包みながら、クロテッドクリームは非常に温度の影響を受けやすいので帰宅したらすぐ冷蔵庫に入れること、スコーンだけでなくトーストやお料理にも使えることをアドバイスしてくれました。

写真上の赤いラベルがそのクロテッドクリームの瓶。スコーンもいかにも伝統的な英国の素朴ぼそぼそ系。

このぼそぼそが、磯淵さんの「おいしいミルクティーを淹れたいなら、必ず低温殺菌牛乳を使うこと。市販の高温殺菌牛乳が牛乳くさくてまずいのは、製造の過程でタンパク質が変質してしまっているから。健康にも最悪」 という言葉を思い出して購入した、低温殺菌牛乳を使ったミルクティーとみごとによく合いました。

食べているうちに「自分で全粒粉でスコーンを焼きたいな」と思いついたらもう止まりません。それから毎日毎日、粉の配合を変えてみたり、ヨーグルトを入れてみたり、さまざまなレシピのスコーンを焼いては食べ、の繰り返し。

おいしすぎて困ったのは、全粒粉100%、重曹、ヨーグルト、グラニュー糖、バター、牛乳で作ったスコーン。ほとんど膨らまなくて、どう見てもスコーンというより全粒粉のクッキーに近かったのですが、粉そのものの風味、ざっくり、しっとりした食感、ほんのりした温かさが、真夜中のミルクティータイムを幸福にしてくれました。

【スコーンの謎】
(1) どうしていつも夜中に作りたくなるのか。
(2) どうして次の日も作りたくなるのか。

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2008年10月13日 (月)

紅茶専門店ディンブラのカレー…藤沢

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紅茶の茶葉をはじめ、紅茶まわりの食材や雑貨などを幅広く扱うショップと、ティールームをあわせ持つディンブラ。言わずとしれた紅茶研究家・磯淵猛さんのお店です。

同じフロアにある磯淵さんのオフィスでインタビューをさせていただいた日、最後の質問として「人生最後のお茶として、どんな紅茶を召し上がりたいですか?」と尋ねたら、磯淵さんはちょっと考えてから、「どんな茶葉で…という銘柄よりも、誰に淹れてもらうかが重要ですね」とおっしゃいました。

「エリザベス女王だって、たとえポットや茶葉のセッティングは周りの人々がしても、ポットからチャールズ皇太子のカップに紅茶を注ぎ入れるのはエリザベス女王自身。おもてなしをする本人が、相手のために直接注ぐということを大切にします。人生最後の一杯も、僕のカップに誰から注いでもらうか、ですね」

心に残るお話でした。そう、インタビューを始める前に、磯淵さんはスタッフにポットに3人分の紅茶と、動き回るカメラマンのためにアイスティーを1杯用意するよう指示したのです。磯淵さんは運ばれてきた3つのティーカップにまずたっぷりのミルクを注ぎ、それからポットの紅茶を注いで、編集者さんと私の前にさしだしました。お茶の準備はスタッフがしても、それを注いですすめてくれたのは磯淵さん。

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磯淵さんと紅茶の出会いは、なんと“炊飯器ティー”。20歳の頃、生きた英語を学びたくて、海外青年協力隊の関係者にスリランカ人の青年を紹介してもらったのだそうです。スリランカ人の青年は磯淵さんを寮の小さな部屋に招いて、紅茶を淹れてくれました。

その紅茶というのが、一人用のおもちゃのような小ささの電気炊飯器に水を入れて、炊飯スイッチを押してお湯を沸かしたもの! スリランカの青年はその炊飯器ひとつで、ごはんも炊けばカレーも作り、お湯も沸かすという智恵を発揮していたのです。淹れてもらった紅茶は「前の晩のカレーの香りも混じっていた(笑)」そうですが、磯淵さんの記憶に残るおいしさ。

その出会いがもとになって、後年磯淵さんはスリランカを訪れ、紅茶の仕事を始めるようになるのです。

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インタビュー終了後、プライベートタイムにディンブラのティールームでランチをいただきました。スリランカ・カレーと、ざくざくしたかぼちゃスコーンとポットサービスの紅茶(茶葉はスリランカのキャンディ)のセット(1000円)。ごはんは付かず、スープとして楽しみました。具はチキン、ニンジン、ブロッコリー、パプリカ、じゃがいも入りで、スパイシーでさらりとしたスープカレー。

これが、ほどよい辛さの中にたっぷりと旨味が存在していて実においしいのです! スープ皿の底にはクミンの粒がたくさん見え隠れ。ショップの棚に並ぶ何種類ものスパイスが、この一皿の中でも大活躍しているのでした。

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この日のもう1種類のランチは珍しいスリランカ・オムレツとワッフルと紅茶のセット(1000円)。きわめてゆるくまとめた挽肉の上に、スクランブルエッグがのっているという感じです。こちらを注文した編集者さんの分をひとくち味見させていただいたら、 挽肉にも何種類もの香辛料が効いていて後味がスパイシー。ちょっと不思議な食感でした。

DIMBURA(ディンブラ)
神奈川県藤沢市鵠沼石上2-5-1 丸生ビル2F
【TEL】 0466-26-4340
【OPEN】 10:00~19:00
【CLOSE】火曜日(祝日はのぞく)
【MAP】 Yahoo!地図情報

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2007年11月14日 (水)

モンシュシュ with トラベルカフェ…ラゾーナ川崎

Dojima

<巻きもの愛>

大阪・堂島のパティスリーMon ChouChou(モンシュシュ)といえば、ロールケーキ「堂島ロール」がメディアにもたびたび登場し、行列のできるスイーツショップとして全国に知られていますね。

2006年秋、JR川崎駅に直結するかたちで大型ショッピングモールラゾーナ川崎がオープンしましたが、その2階にモンシュシュとTRAVEL CAFEのコラボレーションによる「Mon chouchou with TRAVEL CAFE」が登場。モンシュシュの関東地方初出店だそうで、ときどきお店の前に行列ができています。

Dojima2 驚いたことに、店頭ではモンシュシュのロゴ入りロールケーキ専用保冷バッグまで販売されていました。Sサイズは堂島ロール1本がちょうど収まるサイズ。
オレンジ色が可愛いので欲しくなってしまいますが、私、そこまでロールケーキを愛しているかどうか自分に自信が持てません……あ、缶ビールを2~3本持って多摩川土手の散歩に出かけるときに便利かしら?

モンシュシュの販売スペースの奥に、ちょっと高級感を醸しているカフェがあります。シャンデリアがきらめくクラシックでエレガントな内装は、従来のTRAVEL CAFEのシンプル&カジュアルなスタイルとずいぶん趣を異にしていますが、これが“高級飲食店のたち並ぶ日本のニューヨーク”(自称)こと大阪・堂島らしいスタイルなのでしょうか。

ほぼ満席状態のカフェで、ティーセット(\980)をいただきました。紅茶はダージリンやキームンなどから選択、ケーキは堂島ロールを筆頭に、スフレやモンブラン、クラシックショコラなど5~6種類の中から選べます。とはいえ、周囲は見渡すかぎり堂島ロールを召し上がっている方々ばかりでしたけれども。

ロールケーキといえば、スポンジ生地と生クリームで「の」の字を描く、もしくはもう1巻きして「@」の字を描くのが定番ですが、この堂島ロール、あまりにも生クリームがたっぷりなために「の」になっていません! もはや限りなく「○」に近いのです。
迫力ある生クリームの新鮮な“牛乳感”と申しましょうか、くどさを感じさせないミルキーさ、ぎりぎりまで抑えた甘さが、人気の理由なのでしょう。スポンジのきめ細かさやしっとりふんわりした舌ざわりも、このクリームの名脇役といったところ。

それにしても、カリスマ辻口シェフも参入した各種ロールケーキの流行といい、巻き寿司はもとより恵方巻きの意外な定着といい、昆布巻き、生春巻きといい、なんだか私たちって「巻きもの」がけっこう好きですよね? 身体に帯を巻いて装ってきた歴史があるからでしょうか、あるいは、折にふれて「長いものには巻かれろ」と言われてきたからでしょうか?!

モンシュシュ with トラベルカフェ
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ2F
【Tel】 044-874-8237営業時間(無休)
【Open】 10:00~23:00
【Map】 Yahoo!地図情報
【Web】 http://mon-chouchou.com/lazona.html

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2007年10月12日 (金)

ウェグナーに座りました

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ウェグナーに座ろう」と銘打ったすばらしいイベントが高崎哲学堂でおこなわれています。建物の一角にはとても小さな、でもコーヒーのとびきりおいしいカフェも。ここでは、コーヒー好きの人々の間で、美しいフォルムと抽出するコーヒーのおいしさで大きな話題を呼んでいる「ドーナツ・ドリッパー」の生みの親、中林孝之さんが自らコーヒーを点てているのです。

緑あふれる日本家屋の一室でウェグナーの椅子にゆっくり座るために、そして、中林さんの淹れるコーヒーを飲むために、木曜日の朝、少し早起きをして上野駅から高崎線に乗りました。

高崎哲学堂は建築家、アントニン・レーモンドの麻布の自邸を模して1950年代に建てられた旧・井上房一郎邸。日本各地から集められたハンス・ウェグナーの椅子たちが、この建物にじつにしっくりとなじみ、相乗効果でみごとな空気を醸していました。

高崎で立ち寄ったのは、この哲学堂と、中林さんご推薦のおいしい自家焙煎コーヒー店「tonbi coffee」、そしてゆるやかな時間の流れるカフェ「jam jam」。予定ではほかにもあちこち訪れるつもりだったのですが、この3ヵ所での時間が素敵だったのですっかり満ち足りた気持ちになり、私にしては珍しく早めに東京に戻りました。

上の写真左は中林さん、右はtonbi coffeeのオーナー間庭さん。お二人ともおだやかな口調ながら、コーヒーを語る言葉がこちらの心に迫ってくるのは、背景に深い想いが感じられるから。お話をうかがっているあいだ、不思議なほど幸せな空気に包まれました。

下の写真はjam jam。「ウェグナーに座ろう」の準備ミーティングが、よくここでおこなわれたそう。落ちついた午後を過ごせる、センスの良い場所。雑貨好きの人々にとっても魅惑の空間でしょう。3ヵ所とも後日、AllAbout[カフェ]でくわしくご紹介します。

▼記事はこちら:ウェグナーの椅子とドーナツ・ドリッパー

Jamjam

ウェグナーに座ろう
【期間】 2007年10月6日~2007年10月28日
【会場】 高崎哲学堂
【Web】 http://www.wegner.jp/

tonbi coffee(トンビコーヒー)
群馬県高崎市菅谷町531-10
【TEL】 027-360-6513
【Web】 http://www.tonbi-coffee.com/

jam jam(ジャムジャム)
群馬県高崎市東貝沢町1-14-11
【TEL】 027-395-8045
【Web】 http://jamjamcafe.com/

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